ひとりSim.アカデミー

MSFS2020を学びます。

G1000のフライトプラン入力を学ぶ(その3)飛行編1

「その2」まででG1000に入力したフライトプランに沿って、徳島空港から関西国際空港まで飛行する。

RWY29にラインナップ。

RWY29を離陸し、2nm以内でレフトタ−ンしTSCに向かう。

TSC R-160にインタ−セプトし3000ftまで上昇する。

TSC D13.0を3000ftで通過後ライトタ−ンしてTSCに直行する。

TOKUSHIMAR6のインバウンドコ−スは、チャ−トでは「RIGHT TURN PROCEED TO TSC」だが、G1000の表示は「〜INTERCEPT TSC R-160」となっている。

 

これは正しくないので(こだわる必要もないが)、TSC R-021でAKASIに向かうまではVOR航法とし、それ以降をフライトプランどおりGPS航法で飛行する。GPSが示すフライトプランにあたるTSC- R160の西側をTSCに直行。

TSC R-021 にインタ−セプトして淡路島を右にしてAKASIに向かう。ここでGPSに切り替える。

 

今日はここまで。よくできたSimである。

G1000のフライトプラン入力を学ぶ(その2)

その1に続いて、徳島空港(RJOS)からMAYAHまでの経路を入力する。

【ディパーチャール-トの入力】

①PROCを押してPROCEDURESのウィンドウを表示、FMSボタンの外側のノブを回してDEPARTUREにカ-ソルを合わせてENTを押す。

②ENTを押すとDEPARTUREル-トが表示されるので、FMSボタンの外側のノブを回してTSCRにカ-ソルを合わせてENTを押す。

③ENTを押すと使用するRWYの選択が表示されるので、FMSボタンの外側のノブを回して29にカ-ソルを合わせてENTを押す。

④ENTを押すとディパーチャール-トが表示されるので、確認したらFMSボタンの外側のノブを回してLoad?にカ-ソルを合わせてENTを押すとマップにル-トが表示される。

【アライバルル-トの入力】

①再びPROCを押してアライバルル-トを選択しENTを押す。

②ENTを押すとアライバルル-トが表示されるので、AKASIアライバルを選択してENTを押す。

③ENTを押すと着陸RWYの選択が表示されるので24Lを選択してENTを押す。

④ENTを押すとアライバルルートが表示されるので、確認したらFMSボタンの外側のノブを回してLoad?にカ-ソルを合わせてENTを押すとマップにル-トが表示される。

⑤最後にTSCの高度をチャ-トに合わせて6000ftに直してフライトプランの入力を完成する。

 

次回は実際に飛行してみる。

G1000のフライトプラン入力を学ぶ(その1)

徳島空港から関西国際空港への飛行ルートをG1000のフライトプランに入力する。今回のチャ-トはこちら。

DME ARCアプローチを学ぶ(その2)@RJBB - ひとりSim.アカデミー (hatenablog.com)

飛行経路は、RJOS(徳島空港)-TOKUSHIMAR6-TSC-(AKASI)-MAYAH-RJBB(関西国際空港)。

 

まずはG1000の起動。

【G1000の起動】

①MASTER電源をONにするとパイロット側のPFDが自動的に起動する

②エンジンをスタートする

③AVIONICS電源をONにしコ・パイ側のMFDが点灯するので、表示に沿って一番右のSOFT KEYを押してMFDを起動する

MFDが起動しMSFSに入力した現在地と到着地が表示される

 

【アプローチの入力】
①PROCを押すと出発、到着、着陸の手順を入力するウィンドウが表示されるので、ハイライト中の着陸方式から入力することとし、このままENTを押す。本当は出発経路からだろう。

②ENTを押すと着陸方式を選択するウィンドウが表示される。FMSボタンの外側のノブを回すと、今回予定のILS Y 24Lが表示されるので、ENTを押す。

③ENTを押すとトランジションを選択するウィンドウが表示されるので、FMSボタンの外側のノブを回して、MAYAHをイニシャルアプローチフィックスとするMAYAH iafを選択してENTを押す。

④ENTを押すとMINIMAを選択するウィンドウが表示されるので、FMSボタンの内側の小さい(細い)ノブを回してBAROを表示させてENTを押す。

⑤ENTを押すと高度を入力できるので、FMSボタンの内側の小さい(細い)ノブを回してCATⅠのDA220を表示させてENTを押す。

⑥ENTを押し、FMSボタンの外側のノブを回してLOADまでカーソル移動しENTを押す。

⑦ENTを押すと、YESorNOを聞かれるがYESをENTすると、RJOSからMAYAHへ直行し24Lへのル-トが完成する。

 

【FMSボタンの機能】

G1000の入力内容はFMSボタンの操作で選択していくことになる。

・押す⇒カ-ソルを出現させ、点滅した箇所が入力可能な状態になる

・外側のノブ⇒点滅するカ-ソルを移動させて入力する箇所を選択する

・内側のノブ⇒入力する値や文字を選択する

 

RJOSからMAYAHの入力は次回に。

 

DME ARCアプローチを学ぶ(その3)@RJBB

さて、「その2」で計画した徳島空港(RJOS)から関空(RJBB)へ実際に飛行してみた。ARRIVALルートを徳島(TSC)、神戸(KBE)、八尾(YOE)とVORを切り替えながら関空の北側を東進するまでは問題ない。

ところが関空(KIE)R-007からD10.9のARCのAPPROACHに入ると、CDIの10°毎のCRSとHDGの変更とともに、R-049で2600ft、R-057で1700ft以上の指定高度への変更が重なり、あっという間に目前に大阪の湾岸地区が迫りLOCに慌ててインターセプトする状況。

またCDIでVORを切り替えるのに、NAV(VOR1)→HDG→NAV(VOR2)と一旦NAVからHDGモードをはさむ必要がある。

手順を整理して表にしたが、本当に忙しい。

実機で「RJBB ILS Y RWY24L」をVOR航法で飛行できるのか知りたいものだ。LNAVなのと推測する。

狭い大阪湾内をVORの余裕のない操作でよちよち飛ぶのは危険と判断。フライトプランを入力してLNAV(GPS)で飛ぶことにする。入力操作に慣れるのが大変だが。

 

DME ARCアプローチを学ぶ(その2)@RJBB

前回、中部国際空港(RJGG)のVOR(CBE)を利用したDME ARCでの進入経路をチャ−トをアレンジして飛行してみた。

今回はチャ−トに従って、徳島空港(RJOS)を出発し関西国際空港(RJBB)にAKASI ARRIVALで進入しILS Y RWY24L APPROACHで着陸するもの。IAFのMAYAHからDME ARCで飛行しILSにインタ−セプトする着陸方式。実際に大型機が狭い大阪湾をバンクして飛行する姿は見応え十分だ。

徳島空港(RJOS)の出発はTOKUSHIMA REVERAL6。RWY29を北西に離陸し2NM以内で

レフトタ−ンして空港に戻り、TOKUSHIMA VORTAC TSC R-160で南東向きに上昇する。D13.0 を3000ftちょうどでライトタ−ンしTSCを6000ftで通過しRJBBへの飛行ルートに入る。

 

AKASI ARRIVALはTOKUSHIMA(TSC)を起点としR-021で北東に飛行する。KOBE(KCE)R-272とクロスする地点がAKASI。KCE R-272をインタ−セプトして東に飛行し、YAO(YOE)R-279とクロスする地点がMAIKO、D19.3 MAYAHを4000ftちょうどで通過する。

 

MAYAからKANSAI(KIE)を中心とするD10.9のDME ARCが始まる。KIE R-049を2600ft、ILS(IKN)をインタ−セプトする地点のQUARZを1700ft以上、さらに1500ft、FAF AGATEを1200ft以上と細かく高度制限が設定されている。

NAV FREQの切り替えも忙しいアプローチで、事前の準備が必要だ。(遊びなのに、、、)少し作戦の時間が必要。

 

 

さて、先日SU10が公開され早速インストールした。CESSNA172Gの計器がNXi仕様に変更されたが、それに伴いRNAVが充実しarc legに対応と書いてある。助手席側の計器の機能も勉強する機会がやってきたということか。

SU10で東京都内の中心部を飛んでみると、景色の画像がとても美しくなったように感じる。SU5だったかの前に戻った感じ。CESSNA172の上昇時のピッチ・速度も安定した気もする。

 

では、RJBBへの飛行手順をしばらく整理します。

 

DME ARCアプローチを学ぶ

空港には様々な出発・到着経路が定められている。電波標識を使用するものはVORを起点に直線で構成されることが多いが、VORを中心とした円で定められた「DME ARC」という経路がある。決められた半径の円をどのように飛行するのか不思議なものだ。RJGGの「SOUTH ARC ARRIVAL」は伊勢湾をほぼ一周する円を描く特徴的な経路であり、これを材料に「DME ARC」を学ぶ。

自分流に赤線からD19.0ARCに入ります。

 

まずRWY36を北向きに離陸。

 

レフトタ-ン後CBE R270にインタ-セプトして4000ftに上昇する。


今回はD19.0のDMEARCとするので、D18.3を越えたら直ちにHDG180にレフトタ-ン。

 

R270をHDG180で離脱し、D19.0でR260に向かうプランどおりの飛行。これを続けていく。

 

これは悪い例。R220を直角のHDG130で離脱しようとしているが、D18.9と内側に切れ込んでしまっている。次のR210の間に修正が必要。

 

R200をD19.0で離脱しR190に向かう。ILS(ICX)をインタ-セプトが間近。

 

R180を離脱してILSインタ-セプトの準備に移る。

 

CDIをILS(ICX)のNAV2に切り替えて、ローカライザ-の接近を待つ。CDIが動き出したらすぐにNAVモードをプッシュするのがコツ。本来はこんな直角でなく30°でインタ-セプトするのだろうが、D19.0からインタ-セプト角度を作ると、IAF PROBE D15.7を割ってしまう。チャート図はARCをD21.0とし余裕がありそうだが、MSFSではD21.0まで離れるとDME受信が途切れてしまうので、やむなくD19.0で飛んでいる。

 

若干オーバーシュートしてLOCをインタ-セプト。

 

D15.7 PROBEを通過したら3500ftまで降下。

 

D10.7 WILBAまでに3500ftに降下し、APRをプッシュするとGSキャプチャー。

 

WILBAからグライドスロープに乗って着陸降下。

 

マニュアルに切り替えて着地寸前。

 

【まとめ】

長々と書きましたが、DME ARCは「DMEから等距離を保ちつつ円を描いて飛行する。ラジアル10°毎を直角に通過するのを基本に、その間等距離を保つよう方位を修正する。」ということですな。私は下の図の修正方法を基本として飛行しました。

 

 

これ、スピードの速いジェット機はどのように操作するのでょう。今はRNAVでしょうが、昔はこんなことしてたのでしょうか。実際はレーダーベクターでしょうかね。

 

終わり。

 

G1000の使い方を学ぶ その8 (MSFS2020 CESSNA172G)

↓ 前回の続きで伊勢湾から紀伊半島の内陸部に飛行する。


↓ 「AGPUK ARRIVAL」で進入できるようYOE R-113に向かう。

 

R-113の接近を待ち、半ドットでNAVに切り替えてR-113にインタ-セプトする。

 

YOE D25.0AGPUKで到着経路の開始地点。9000FTで通過して降下開始しD4.94000以上だから20nm5000ft処理となると110Kt1000ft/minの降下率が目安か。VSに切り替えNOSE DWNを押して1000ft/minを維持する。スロットを絞って110ktを維持。

 

↓ 4000ftを維持しながらITE R-141にインタ-セプトする。いよいよ着陸進入。

 

↓ ITE D19.0を通過したら3500ftに向けて降下する。

 

↓ 3500ftに到達しILS(ISK) D14.4 「IKOMA」をすでに通過。

 

↓ ILSに切り替え、GSが下がるのを確認する。

 

↓ ILS(ISK) D10.6「MIDOH」でGSキャプチャーして着陸態勢に移る。

 

↓ 90ktで安定降下。



↓ 75ktで安定降下。1500ftでRWY32Rにライトブレイク。


↓ RWYに正対し、そのまま着陸。

 

ILSで進入し始めると後は一直線。アライバルル-トをVORを追いながらトレースるあたりがSimの醍醐味か。

今回はITEのVORモードを使ってILSへのファイナルライトターンしたが、旅客機はレーダーベクター後にILS(ISK)のLOCモードを使うのだろう。ではレーダーベクターでなく自機の航法で進入する場合は、ライトタ-ンはVOR/ITE、LOC/ISKのどちらを使うのだろうか?  シンブルにLOC/ISKなのだろうと推察する。

RJGG→RJOOはこれで終了。次回は「DME ARC」にトライしてみるか。