G1000のフライトプラン入力を学ぶ(その5)WAY POINT、AIR WAYの入力(その1)
「G1000のフライトプラン入力を学ぶ」その1からその4で、徳島空港から関西国際空港へのフライトプラン入力を掲載した。このルートは徳島からのディパーチャールートの終点と関西国際空港へのアライバルルートの始点がTSCで共通のためエンルートの入力が不要だった。
そこで今回は、神戸空港から松山空港への飛行ルートを題材にエンルート(WAYPOINT、AIRWAY)の入力手順を学ぶ。Y28の瀬戸内の区間がCESSNA172が飛べる6000ftで最低飛行高度が設定されているのもこのルートを採用する理由。(こだわる必要はないが、)
SKYVECTORに出発・到着空港、ディパーチャールートの終点(MAIKO)、Y28の入り口(OLIVE)、Y28からY283への乗換点(BAMBO)、Y283の出口(ITUKI)を入力するとディパーチャールート、アライバルルートまで自動で生成される。
SKYVECTORでのフライトプランの作り方は、下記の記事を参照いただきたい。
フライトル-トを作って遊ぶ(その4) - ひとりSim.アカデミー (hatenablog.com)
次にエンルートの入力に移るが、初めにSKYVECTORのフライトプラン表示のWAYPOINTだけを入力してみる。
まず、神戸空港のディパーチャールート、松山空港のアライバルルート、松山空港のアプローチ方法を入力する。
このあたりは、下記の記事を参照いただきたい。
G1000のフライトプラン入力を学ぶ(その1) - ひとりSim.アカデミー (hatenablog.com)
G1000のフライトプラン入力を学ぶ(その2) - ひとりSim.アカデミー (hatenablog.com)
入力を終えたらFMSノブを押して点滅させ、外側のノブを回して点滅位置をENROUTEに移動する。最初のWAY POINTのOLIVEを入力する。
ENROUTEに移動してFMSノブの内側を回すと、WAY POINT INFORMATIONの小さなウィンドウが現れる。
FMSノブの内側を回してOLIVEの「O」を表示させる。
FMSノブの外側を回して点滅を左から2番目に移動し、内側を回してOLIVEの「L」を表示させる。
「OLIVE」まで入力したらENTを押す。
OLIVEの所在をJAPANと指定してENTを押すと、MAIKOの次のWAY POINTにOLIVEが設定される。
次に、BAMBO、ITUKIを入力すると、G1000では次のように経路が生成される。
つまり、航空路のY28をたどらず、OLIVEからBAMBOを直行するル-トが生成されたことになる。SKYVECTORで赤線を入れてみた。
OLIVEからBAMBOの間のY28上の5つのWAYPOINTを順次通過するFLIGHTPLANをG1000で作成しなければならない。
今日はここまで。